評価できる点

7つの層すべてを自前で作り、更新し続けている点が突出している

2つのハーネスを読んで、まず評価できた4点(A=D2、8月28日にお送りいただいた版。B=smart3pm、9月15日にレビューを依頼された版)

Aの権限ルール

101件

deny 53・ask 12・allow 36、フック6本

Bの受入テスト

1,382ケース

25本、未達を数えるGAPは11件(ハーネス付属の実測ログ)

Bのフック実体の整理

55本減

コピー配布の55本を、正本1つを参照する形にして0本にした

7層すべての実装

規約、段取り、権限、フック、出口とgit、自己検査、配置。どの層にも仕組みがあり、AとBのどちらにも抜けている層がない。ここまで実装に落とし込んだ例は、世の中でも少ないと見ている。

承認と出口の機械化

Bは承認した計画書のハッシュを固定し、着手のときに照合する。AはCodexの変更を隔離したworktreeで受け、ハッシュで固定して、適用の直前に検査し直す。約束を文章で終わらせていない。

未達の見える化

Bの受入テストは25本で1,382ケースが通り、届いていない項目は11件のGAPとして別に数える。空振りも読めない結果も失敗に数える。Aもフックだけで114ケースのテストを持つ。

限界の記載と作り直し

改善余地43件のうち19件は、ハーネス自身の文書に、限界がすでに書かれている。Bはフック実体55本のコピー配布をやめ、正本を参照する形へ作り直した。作りっぱなしにせず、直しながら育てている。

ここから先は、さらに良くなるポイントを層ごとに見る

出所:d2_harness_20260828 と smart3pm-harness-review の各ファイルの読解、検証環境での実測(2026年9月29日)

全体像と改善余地

層の厚さを活かすには、ガード自身を守る仕組みを足す余地がある

7つの層ごとの仕組みと、さらに良くなる余地の数(A=D2、8月28日にお送りいただいた版。B=smart3pm、9月15日にレビューを依頼された版)

Aの権限ルール

101件

deny 53・ask 12・allow 36、フック6本

Bの受入テスト

1,382ケース

25本、未達を数えるGAPは11件(ハーネス付属の実測ログ)

さらに良くなる余地

43件

うち優先度の高いもの11件、ハーネスの文書にまだないもの24件

出所:d2_harness_20260828 と smart3pm-harness-review の各ファイルの読解、検証環境での実測(2026年9月29日)

所在と関わり

Aは1つのリポに閉じ、Bは正本1つを9ユニットが参照して動く

層ごとの仕組みの置き場所(マスを押すと、その層の仕組みの一覧へ降りる)

出所:A .claude/settings.json・AGENTS.md、B README.md・design/harness-reference-type.md・evidence/verify-w0.log

動き

AはAIにpushさせず、Bは人もAIも通るgitフックで最後に止める

1つの変更が通る7つの段と、各段で働く仕組み(スライダーで段を進める)

拒否機械の検査確認・人注入・事後文章だけ

出所:A CLAUDE.md・.claude/settings.json・.claude/scripts/、B harness/*-feature.md・hooks/・workspace/settings.json

備えの厚さ

Aは実装の出口、Bは未達の見える化と最終ゲートで一段厚い

13の備えの評価(0=なし、1=文章だけ、2=機械で止めるが抜けあり、3=機械とテストで固定)

A D2B smart3pm点数は本資料の判定。理由は内訳に書いた

出所:両ハーネスの各ファイルの読解と検証環境での実測から判定(2026年9月29日)

改善余地の分布

改善余地はフックの層に集まり、半分以上はハーネスの文書にまだない

層ごとの改善余地の件数(A 19件・B 24件、行を押すと一覧へ降りる)

出所:両ハーネスの各ファイルの読解と、B のガードへの入力の実測(2026年9月29日)

時間切れの扱い

Bの書込ガードは約20KBで10秒を超え、時間切れの扱いに余地がある

前置きの長さと guard-bash-write.sh の判定時間(macOS・bash 3.2 で実測、秒)

出所:検証環境での実測 evidence/measurement-20260929.md、B workspace/settings.json、Claude Code Hooks reference

自己検査の実測

Bの受入テストはmacOSで7本FAILになり、書き方に直す余地がある

受入テスト25本の結果(READMEの記載、検証環境=macOS・bash 3.2・C指定、2026年9月29日)

失敗したケース(NG)の内訳

出所:検証環境での実測 evidence/measurement-20260929.md、B README.md §2・evidence/run-acceptance-fulltree.log

打ち手

4つの打ち手で優先度の高い11件中7件を塞げ、4件は運用で詰める

打ち手を入れたときに歯止めがかかる優先度の高い改善余地(評価。オン・オフで変わる)

出所:p.6の改善余地43件の台帳から判定。サンドボックスの効き目は Claude Code の permissions の説明に基づく

理解度クイズ

操作ごとに、何が呼ばれてどうなるかを10問で確かめる

状況と操作を読み、呼ばれる仕組みと結果を選ぶ(番号で問題を替え、選択肢を押すと解説が出る)

出所:d2_harness_20260828 と smart3pm-harness-review の各ファイルの読解(根拠は問ごとに右のパネルへ)